創世のタイガ39話レビュー
こんにちわ。こんばんわ。
峰岸☆ゆうです。
今日のレビューは「創世のタイガ」です。
本誌の方では休載が続いているので、次の更新は遅いかな。
前回、集落を攻めてきた敵と戦い、打ち勝ったところからスタート。
共に闘い、生死をわかちあった仲間ということで、村の長に認められ、集落の中で生活することを許された大学生一行。
これをきっかけに、大学生グループ内で現代組と原始組で意識が別れる。
現実を直視できないモノと、それでも生きようとするモノ。
ヒトは弱い。自分が信じたいものを信じる生き物だからこういう意見も仕方がない。
戦うより逃げる方がラクだ。
勉強したり、難しいことを考えるより、そんなものはない、信じないと思考停止したほうがラクだ。
とかく、現代人はこう考えがちだという、作者さんのメッセージなのだろうか。
朱に交われば赤くなる。
人間に限らず、生物は環境に適応する能力を持っている。
というか、持ってない種は滅んできた。
強いモノが勝つのではなく、勝ったモノが強いから、人間はここまで繁栄できた。
(しかし、人間は愚かなので歴史から学ばず、現代人は第一次産業革命後と同じ過ちを繰り返して、勝ち組と負け組を生み出し、両者が対立し、再び血を流そうとしている)
これがラノベだったら、「原始時代にタイムスリップした農家の娘の私が農業技術で無双してみた」とかありそうだけど、「普通」の大学生レベルだったらとても無理ですよね。
荷車を作って、重い物を運べるようになって感謝されてたけど。
食でいうと、どんぐりの粉でラーメン作ったりはできるかな。
この漫画はサバイバルというか、自然の中でどう生きるか、生きるとはなにかといったどちらかといえば精神的なものや、主人公たち(生きる意味を見失いがちな現代人)の「変化」、「適応」がテーマなので、現代知識でうまく生きていく、自分たちの立場をよくしていくということはないと思いますが。
原始の生活に適応する彼らをもっと見たい方はこちらからどうぞ。
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