うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜 第1話レビュー
こんにちわ。こんばんわ。
峰岸☆ゆうです。
今回はちょっと毛色の違う漫画です。
「心療内科」ものの漫画なので、内容を理解できないというか、共感をもてない人の方が多いと思います。
でも、おそらくわかる人にはわかる作品、「うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜」です。
単行本化もドラマ化もしました。(ちなみに単行本買いました)
実は、私も自称・鬱予備軍(このランクの人は無自覚も含めて日本に結構多いようです)です。
こうやって人にこういう話ができる時点で、重度の鬱ではないと診断されるのですが、ふとした瞬間に、なんともいえぬ恐怖や不安、これまでの人生の後悔。絶望感や脱力感に襲われることもあり、なにか不幸があった時のショックが人より大きいです。
(ツイッターの方で先日書いた「ショックな出来事」というのも、他人様からしたら「痛いけど仕方ないね」で済む内容ですが、私には「余裕があるわけでもない今の状況で、積み重ねてきたものが一瞬で無に帰す」という体験が本当につらかったです)
これよりも辛く、日常的に死にたいと思っている(生きていたくないという「消極的」ではなく、自分から死のうという「積極的」に)人を鬱と言えるのですが、この作品はその危ない状況から抜ける手助けをしたいという内容となってます。
いまはとある事情でこの状態からは緩和されているのですが、ブログを始める前、昨年は私もこんな感じでした。
仕事が大好き、仕事をしてる自分が好きとか想像もできません(笑)。
ただ、鬱の原因が「自分を嫌いになったこと」というのはなんとなくわかります。
私も、社会にでても仕事に興味がもてず、なにをやっても中途半端で、なおかつ高校生の頃からずっと書いてきた小説がもう5年以上書けなくなっている自分が嫌いです。
作者さんは、仕事の業務内容が自分にあわないものに変わったのに、頑張りすぎて業績をだしたことが不幸の始まりでした。
周りからのプレッシャーで自己嫌悪におちいり、悩みだす。
しかし、編集者の「ささいなこと」って、これ書いていいのか。漫画的表現なのか。
鬱患者に〇されるぞ。
私はこの漫画で、こういった「絶望的な日々」から抜けられるかは微妙だと思いましたが、こういった体験談はそれなりの参考になるし、共感できる人にはある種の励ましになる気はしました。
2話以降もちらほらと無料で読めますのでこちらからどうぞ。
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