「ヒメノスピア」1話レビュー
「私はこの世界に必要とされていない。 私が人間以下の『虫』だからだ」学校では皆から奴隷のように虐げられ、 家では二人で暮らす母親に暴力を振るわれる…。 それが彼女、園藤姫乃の日常だった。 だがある日、彼女を刺した一匹の『虫』が、運命を一変させる。 ——彼女の、そして人類の。 人という『種』を刺し貫く、インセクト・エボリューション・サスペンス!!
こんにちわ。こんばんわ。
峰岸☆ゆうです。
本屋で注目して、買おうか、買おうか、悩んでる間に買わなかったけど、最近、また見る機会があり、ようやく買った作品です。(意味わからないと思いますが)
マンガボックスで読めますが、そこの運営もおススメしている作品です。
大人向けですね。謎というか、不思議な話が好きな人にはおススメです。
内容はキリングバイツと似てるなーと思って、調べたら、原作者同じ人でした(笑)。
あからさまにイジメられてるシーンからスタートです。
まあ、実際、ここまでわかりやすいのは「犯罪」なので、一発退学です。(学校側も隠すので、表に出てこないため、隠蔽不祥事も絶えませんが)
この蜂に刺されることによって、少女の運命は劇的に変わります。
いじめていたリーダーが、180度態度を変えて、姫野の味方に。
そのため、この日はいじめが起きなかったと、ほっとして帰宅。
しかし、風呂に入ろうとして、自分の体に異変がおきていることに驚愕する。
(下着はつけてるので、隠す必要あったのかなとちょっと思ってみたり)
イジメていたリーダーの態度が急変したことに苛立ちをあらわにするモブたち。
姫野に問いつめると、身を護るために、針が殴りかかってきた女生徒に突き刺さるーー。
「自由であることは不幸である」という言葉がありますが、このイジメっこたちも、実は姫野をイジメていた理由は特になく、なにをしたらいいかわからず、その不安を姫野にぶつけることで解消をしていたと言う。
この針によって、「なにをすべきか。なにをしたいか」を示唆してくれるということはある意味、幸福なのかもしれません。
この針でクラスメートを「仲間」にしたことで、これからどういう展開になっていくのか、気になる所です。