キミのお金はどこに消えるのか1巻レビュー
こんにちわ。こんばんわ。
峰岸☆ゆうです。
今回はいつもとはちょっと変わって、WEB漫画ではなく、単行本の紹介です。
電子書籍で購入しました。
結論から言うと、これは面白い。
いや、面白いというか、ためになります。
個人的に経済を勉強してきている(大学時代より社会人になってからのほうが理解は深まったけど)人間なので、この本に書かれてあることはすんなり受け入れられました。
というか、ほぼ「まったくもってその通り!」といった内容でした。
政治面では「消費税あげると税収が減るのに、なんで税率あげますか?」とか「この本を次の総理大臣に読ませればいいんじゃない?」と、井上さんの奥さんである月さんが言ってるのですが、そこはほら、
「王様になったからと言ってなんでもできるわけじゃない」
という言葉もありますし。一応、この国は独裁国家ではないから……。
役所とか官僚の力の方が政治家より強いし、この国、「政治屋」の方が多いから……。
と、いろいろと真相を語りたいけど、読者の9割が興味ないと思うのでぐっと我慢します。
『経済』を勉強しても、お金持ちにはなれませんが、(「お金持ちになりたかったら『経営』を学びましょう」って経済学の教師に言われた)『経済』は、理解するとなるほどと思うはずなので、興味を持ってない方もぜひ、この漫画を読んでみてください。強制です。(えーっ)
もちろん、『経済学』は立場が変われば意見も変わるので、それぞれの理論を聞いたうえで、「自分はこちらが正しい」と言える、自分なりの意見を持てるようになるといいと思います。
というか、そろそろ、日本人も本当に政治経済を勉強して、積極的に国の運営に口をだしていかないと、かなりまずい状況であるということはおまけで言っておきます。
(種子法廃止とか、水道民営化とか、公共事業削減とか国の根本に関わります)
この漫画でも、国の予算についてや、GDP、国の借金問題のこともかかれてますので、おそらく8割くらいの人が「本当か?信じられない!」と思うかもしれませんが、先入観なしで読んでみてください。
「自分は政治経済アレルギーじゃないよ」という方にはおススメです。(えーっ)
☆おまけ☆
おまけっていうか、こっちがメインかもしれませんが。
ものすごい勢いで増刷し、3刷(1万冊も!)も売れて4刷らしいですが、
「ただ、『経済』を語るだけ」の教科書では、ここまでヒットしてないです。
ほら。ここでも言ってる。
キャラ同士の会話や、「キャラクター」に魅力がないと手に取って貰えませんよね。
『経済』自体とっつきにくいし。
ユーチューブとかで、「お金とは何か」というようなタイトルの動画を見ると、アニメーションなんかでわかりやすく、面白いのがありますので、よければそちらもご覧ください。
「お金を理解する」ということは地味に面白いので、ぜひ興味をもっていただきたいです。
読者様に引かれるのは困るから、当分はお金の話は書かないけれど。(えーっ)