キミのお金はどこに消えるのか第2部 第8話レビュー
こんにちわ。こんばんわ
峰岸☆ゆうです。
今回はちょっといつもと違う漫画を取り上げたいと思います。
みなさんにはなじみのない漫画かもしれませんが、非常にためになる漫画です。
なにかといいますと、みんなが大嫌いな「経済」のお話です(笑)。
実際の日本経済がこれからどうなっていくのか。
庶民の生活にも直結するのでぜひ興味をもっていただきたいです。(しかし、これに興味もつ方は非常にセンスがある方でして、大半が興味をもてない、人を選ぶテーマではあるのですが)
noteで、有料漫画なのですが、最初の方は無料で読めたと思います。
「中国嫁日記」で有名な作者さんが描いているのですが、経済知識ある方には非常に面白い作品となっています。(知識のない方もぜひ知っていただきたい)
「キミのお金はどこに消えるのか第2部」
です。
最初にネタバレしますと、アメリカ、日本はともに、これから、「金持ちVS庶民」の戦争がはじまります。(現実のお話です)
※武力による戦争ではありません。
今回はその序章のお話。
この流れは、フランスの「黄色いベスト運動」など、金持ち優遇の政策をする政府に対してのデモや反撃ののろしであり、今後ますます過熱し、庶民側に有利になっていくと思います。(その国の庶民ひとりひとりの熱意によりますが。日本は低いからなあ)
しかし、このような金持ちから税金をとり、庶民に分配、投資するという政策は実は日本でもおこってきています。
「消費税は減税! できれば廃止!」と言いだす政策集団がいくつもでてきています。
そもそも、昔の日本は累進課税と法人税が高くてもやっていけていたのに、「お金持ち・企業がこんなに税金を払っていたら働かなくなる」というのはおかしな話です。
お金持ちは働くのが楽しく(語弊はありますが)、企業は儲けられる土壌があれば、いくら税金をとられても働きます。
むしろ、バブルの時は「税金にもっていかれるなら従業員の賃金に払う」、「設備投資をしよう」という考えになり、それが高度経済に繋がりました。
日本では、消費税導入から法人税と累進課税の税率が下がり、金持ち・企業の優遇されはじめて、経済は狂ってきました。
(消費税は社会保障ではなく、累進課税・法人税の減税に使われてることを多くの国民が知らない)
庶民が消費税増税で可処分所得が減っているのに、企業は人材投資も設備投資もせず、内部留保を貯めまくってるからデフレが20年続いている。(政府もお金を使うのを渋ってるからなんだけどそれは今回は省略します)
この漫画でも描かれているように、「累進課税は当たり前のこと」、「格差是正は当たり前のこと」と、我々も認識をして、この金持ちVS庶民の戦いに参加しなくてはいけません。(戦う方法は、経済や政治の知識を身につけ、彼女のように立ち上がる人を応援していくことです)
日本人のほとんどが知らない経済のお話をもっと読みたい方はこちらからどうぞ。
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