最後のレストラン54話レビュー
こんにちわ。こんばんわ。
峰岸☆ゆうです。
今日のレビューは「最後のレストラン」です。
第54話のお話は、2つの物語で構成されています。
どちらもテーマは同じなのですが、歴史的、政治的なお話と、いつもの食事のお話。
今回は食事の方だけを取り扱いたいと思います。
今回のお客様は、フィリピンの英雄。
ホセ・リサール様です。
お店・ヘブンズドアが綺麗に改築されました。
半焼した時はどうなることやらと思いましたが。
ただ、フロアを広くして、客も多く入るようになったため、接客担当も増やさないといけない問題もあるが、それは置いておきましょう。
さて、話は唐突に、フィリピンの英雄が銃殺刑にあうところから始めます。
いつものように、ヘブンズドアに突然現れる歴史上の偉人(たち)。
お互い、きょとんとなります。(当然です)
日本に留学していたこともあるホセ。
当時の日本は着物文化でしたから、驚くのも無理はありません。
それに、現在はアメリカ(大企業)の植民地であり、将来は中国の植民地になる(このままでは)予定ですから、あながち間違いでもないでしょう。
オーダーをいただきました。
民族の根を示す料理
「レンコンと牛肉のミルフィーユ仕立てです」
んんん!!?
いま気づいた!
好美さんを見る、ジャンヌの視線!!!
さりげないというか、これ、レビュー用に何度か読み返してますが、初めて気づきました。
マスター・園場とお見合いで知り合った好美と付き合っている、ということにあまりよく思ってないジャンヌの女の嫉妬!(笑)
そんなジャンヌも(・∀・)イイネ!!
あ、食事のレビューだったっけ。忘れてた。
……うん。ミルフィーユっていいよね。(えー)
レンコンと肉ってあうと思う。豚肉のひきにくをレンコンではさんだやつとか好き。
料理に満足したホセさまは、対価として帽子を置いて帰っていきました。
わりと今回はあっさりと帰ったのは、もうひとつのお話が続いてるからです。
フィリピンの外交官との会食でこのヘブンズドアを利用することになり、ホセの論文「さるかめ合戦」のお話とまぜた展開にはさすがだなといったところです。
今回もうまい落語を聞くような、そんな安心感があるお話でした。
ちょっと難しい側面もありますが、基本的にはどこからでも読める(まとめ読みをすすめますが)漫画なので、だらっと読みたい方にはおすすめです。