最後のレストラン53話レビュー
あらすじ
「あなたが死ぬ直前、“人生の最後に食べたい”と思う一皿はなんですか?」
その問いに答えるべく、オーナー・園場が経営する『ヘブンズドアー』へ、死んだはずの歴史の偉人たちへ、【最後の一皿】を提供するお話です。
今回のお客様は、ルードヴィヒⅡ世様です。
こんにちわ。こんばんは。
峰岸☆ゆうです。
前回のお話で、お店(『ヘブンズドアー』)が半焼してしまったため、改装することになったわけですが、その資金繰りに困った『ヘブンズドアー』オーナー・園場は、禁断の手を使うことに。
料理と引き換えに置いていった刀を骨董屋に持っていき、お金に換えようとしてました。
骨董屋に持っていったら、「あっ、そう?」って言いそうなキャラがでてきました。
政治家さんを登場させるのが趣味のようです。
店の改装にお金が必要だというと、「ひとまずこの刀を預かって、金を貸す。店が繁盛したらその金を返してくれれば刀を戻す」という約束で、なんとか資金のめどがたちました。
資金ができたら、次は「どういうお店にするか」で悩みだす園場。
オーナーともなるといろいろと考えることが多いです。
人件費もさることながら、お店をまわす人材についても頭を抱える要因のひとつになっているようです。
ジャンヌ、可愛いよ。ジャンヌ(変態)。
それにしても、いま気づいたけど、ジャンヌにだけ「さん」つけてないね。
園場も、無意識にそういう感情があったりするのかな。
以前、ジャンヌを「娘」みたいなこと言ってたけど。
ジャンヌーーーー!!!
ど、どうしちゃったのかな。急接近のふたりにドキドキです。
すると、そこへルードヴィヒⅡ世様が強引に来店。
その、建築が得意な王さまは、まだ未完成のお店の設計図をみて、一言。
ルードヴィヒⅡ世様からオーダーをいただきました。
ロマンあふれる一皿
そこに、またまた来客が。
外務大臣のあのひとです。
「なんでもいいから飯を食わせてくれ」というので、ルードヴィヒⅡ世の注文とあわせて作ることに。
「なるほど!口に入れるまで高揚感が味わえる。確かにロマンだ」
と唸ると、園場は「人生で選べる道はひとつだけ。他の人が食べた物(他人の人生)をみて、自分もああいう人生があったのかな、と考えるのもまたロマンだと思うのですよ」と、若者に似合わぬ難しいことを言う。
ルードヴィヒⅡ世はこれに満足し、店のレイアウトが閃いたようで、なんとか無事、お店が改築されました。
VIP席へ向かう別の入り口を作って、高級感をだすことによって、料理への期待を促す。実にロマンティックな方法です。(デートでも、接待でも相手は喜ぶことでしょう)
お店も新しくなり、ジャンヌとの距離も縮まってきてるし、今後の展開が非常に楽しみです。