働かないふたり317話レビュー
こんにちわ。こんばんわ。
峰岸☆ゆうです。
今日のレビューは「働かないふたり」です。
久しぶりの親友との会食で、自分の子どもがニートなのはお前のせいじゃないかと責められた守の父は、悩みながら帰路へつく。
自分を責めて、不安になっているところを息子とその知人に出会い、酔った勢いなのか悩みを吐く。
飯塚さんは、息子の守を買い物に行かせて、ふたりっきりになると、過去の自分の話を聞かせる。
そして、いまの自分がいるのは貴方の息子さんのおかげだ。と感謝の念を伝え、あんな立派な息子をもって誇りに思うように伝える。
人と人を繋げる。
それが、孤独な人間にとって、どれだけ癒しになるか。
もはや、それはもう「仕事」と言っていいのかもしれません。(社会貢献として)
そういう人でさえ、「無職」というカテゴライズされ、非難されるのはもう、時代錯誤じゃないかと思うのです。これからは無職でいることを「恥」ではなく、「当たり前」といわれてもいいのではないかなと思います。(50年後とかには)
もちろん、働いてもいいし、それが生きがいという人もいるでしょう。そういう人はどんどん稼いで、経済をまわすと社会貢献をしていただきたいです。(ちなみに、無職だからといって働かないでずっと寝てるとかっていう人ばかりではないでしょう。「会社」に属さないだけで自分なりの働き方で活動していく人が増えるだろうという話です。ただし、その活動費や、それが失敗しても生活できるだけの最低年収や健康。防災保障を政府が援助する、できる社会が必須ですが)
日本の憲法にも、一応、最低限の保障をすべきとありますが、まだまだそれが不十分すぎる。というか、まったく機能していない(財産が全部ない状態でしかもらえず、働いたらそこから減らされる。貯金してはいけない、では社会復帰などできるはずがない)という現実がある以上、改善の余地はあるし、日本人ひとりひとりももっと「労働」について大きな視点で見るように意識をすべきだと思います。
だから、これを読んでいる無職の方、フリーターの方も自分を責めたりせず、生きる事に絶望をせず、1日1日、肉体的にも精神的にも健康で生きていきましょう。
今回はちょっと重い話でしたが、いつもは明るい漫画です。
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