妖怪の飼育員さん66話レビュー
こんにちわ。こんばんわ。
峰岸☆ゆうです。
皆さん、妖怪をご存知ですか?
子どもの頃、なんとなく見知ったくらいでしょう。
私もそうです。民俗学にあるような「妖怪」の勉強はしないですよね。
あれをキャラ化した水木しげる先生は偉大です。
さて、今回はそんな妖怪・幽霊のお話。
「妖怪の飼育員さん」です。
「妖怪が存在している」という架空の現代世界設定です。
まだ「新年あけましておめでとうございます。」ネタが続きます。
いまでは聞かないですかね。
「(正月だから)いつもより多くまわしております~!」
とか、
「(正月だから)いつもより多く〇〇してます~!」
という謳い文句。
ここ、舞台となってます、「妖怪がみれる妖怪園(動物園みたいな所です)」でも、
様々なネタが披露されています。
「(正月なので)いつもより多く数えさせていただきました」
…………そういうものなの?
「数をかぞえることで有名な幽霊」
といえば、お菊さんですが。どうやら、ひとりではなく、全国に存在するとか。
「皿を割っただけで殺された」という無念で主人を呪うという逸話が有名なのですが、それはどうやら後付けらしく、いろいろとあるそうです。
今回はそれで揉めるお話。
この園とは違う園にいるお菊さん(わかりにくいw)が、「元祖お菊」を名乗り、
それに対して「あたしは播州から来てるんだから、元祖は自分だ」と言い張る。
どこぞのラーメン屋や餃子屋のように、屋号がどんどんエスカレートしていきます。
それに対して、「不毛な争いだから、お客さんへのサービスなどで人気を得れば、お客さんがどっちが本当のお菊さんか選んでくれる」と言うと、今度は人気取り合戦になります。
また微妙なあああああああああああ!
今回、こんなわかる人にはわかるネタが多いです。
「ユニット名「SARA」ですわ!」
って、アレだし。(これも微妙に古い。けどうまい)
そして、これに対抗して、
48人のお菊さんってええええ!
「じゃあ、こっちは46人だ!」って集めるも、足りなくて別の幽霊も混じったり。
もうなにがなんだかって話に。
オチはちょっとよわかったものの、全体の流れはお菊さん繋がりでうまくまとまってて、面白かったです。
どちらかといえば、社会派よりの大人向けの漫画ですが、関心もたれた方はおすすめなので読んでみてください。