マンガでわかる異世界冒険の書 レビュー
タイトルに異世界とありますが転生ものでも召喚ものでもないので
登場する人物や事柄は現実のマンガ制作環境とはいっさい関係ありません。
こんにちわ。こんばんわ。
峰岸☆ゆうです。
2回連続で料理漫画を書いたので、今回はちょっと趣向を変えてみました。
「マンガがない世界」で、漫画の手法で勇者たちの冒険を他人に読ませようとする、いわば語り人のような職業の人が主人公です。
駆け出しの漫画家志望さんがよく言われる言葉ですね。
ちょっと話それるけど、芸人や俳優が「自伝」として、本を出して売れた時も、
基本的に下積みのことは極力、具体的にはかかないよね。(エピソードの1つや2つは書かれてるけど)
三年も四年もかけた苦労話より、読者が読みたいのは「成功(結果)が見えてきた道」だもんね。
「現実がつらいのに、創作の中でもつらい思いしたくない」ということでしょうか。
折れない気持ちって大事だよね。
なかなか難しいんだけど。。。。
こうして、「現代の漫画」へのプロセス(この世界では新しい発見)が続くんですが、
そこの過程が面白かったです。
「コマわりを覚えた」の回なんかも、「その発想はなかった」と思えるような展開だったりで、漫画が好きな一定の年齢層にはおススメです。