ブス界へようこそ レビュー
死んだブスに与えられる最後のチャンス。。。 それは綺麗な奴を食いまくって、綺麗な身体を手に入れて生き返るというもの。 ブスであることに疲れて自殺した主人公は、ブス界という、不思議な世界で目を覚ます。 そこは生前とは比べ物にならない程に強烈な、競争と階級の闘争社会だった……!
こんにちわ。こんばんわ。
峰岸☆ゆうです。
今回、ご紹介する漫画はこれは読み手を選ぶ作品だと思います。
しかし、途中で読むのをあきらめず、読み続ければアツくなれるはずです。
(イタイという感情も刺さりますが)
強烈な弱肉強食の競争社会にしては、主人公補正というご都合主義もあったりしますが、それを感じさせない展開がまたすごい。
これは本当に読み手を選ぶので、紹介するか悩んだのですが、読み返してみたら一気読みしてしまったのでやはり、とりあげてみることにしました。
ただ、紹介の仕方によっては悪い印象を与えてしまわないかという不安も。
まず、絵のインパクトがすごいので、そこで読むのを止める人もでると思います。
空から降ってくる美女を、この世界の中でも最下級のブスたちが捕食しようと群がってきます。
現世では、ブスすぎて周りから無視され、自分自身も将来を諦めて自殺すると、そこは「ブス界」への入り口だった。
この世界の誰しもが、「美人を食べ続ければ、美人になって生き返れる」という言葉を信じて、壮絶な捕食バトルに参加する。
そこへ、美人を食べた『大量のブス』たちを「資源」として『ちょっと進化した人並の女』たちが回収しに現れる。
壮絶な競争に参加せず、効率的に「美人になるためのエネルギー」を集めるために。
同じように、回収したエネルギーをさらに回収しようとやってきた、最高の存在、レベル4の「砂子」。
その砂子から逃げようとするが、回収組のひとり(左蛇(名前))が捕まってしまう。
回収したエネルギーだけでも持ち帰ろうと、レベル2であるにも拘わらず、左蛇は仲間とエネルギーを守るために命をかけて砂子と戦う決意をする。
「レベル2だからレベル4にかなわない」なんていう『常識』なんて棄て、ただ、自分を信じて戦うという左蛇。
なんでこんな脇役が盛り上げる展開だしてるんだろう(いま気づいた)。
アツい!
「常識」や「社会のルール」に洗脳され、自分の限界を自分で決めつけるな、という熱いメッセージの漫画です。
最初に言いましたように、このアツい展開やバトルについてこれない人にはつらい漫画ではありますが、ここで紹介したコマに違和感がなく読める方にはおススメです。
続きはWEBで!