中間管理録トネガワ1話レビュー
こんにちわ。こんばんわ。
峰岸☆ゆうです。
先日、漫画「1日外出ハンチョウ」の漫画を読み、たまたま、アニメ「カイジ」ネタを観たので、急にこの漫画を読みたくなってレビューしてみました。
「(悪魔の)中間管理録トネガワ」※「悪魔の」は勝手に付け加えました。
始まりはいつも突然に。
悪魔の取り立てをする金融会社の神的存在である「会長」がもらした一言から「カイジ」で行われる残酷なゲームが始まった。
「タイトなジーンズにねじこむ」って歌詞は……まさか……
B〇Aじゃないよね。(なぜそこに伏字)
破滅・絶望・死……。
演じなくてはいけない方にとっては、ごめんこうむりたい以外なにものでもないですね。(苦しんだところで債務者の借りた金が減るわけでもないので踏んだり蹴ったり)
我儘なワンマン社長(会長)ほどわかりやすい「悪」はない。
この「悪」を倒すところを読者は読みたいと思うのですが、読めるまでに20年くらいかかると思う。(実際、別の漫画が終わるのに10年以上かかってるものもあるし)
ところで、債務者同士の命の取り合いって、どこの発展途上国なんだろう。
「週末のゴルフがパァだっ……!」
このセリフはちょっと笑いました。
利根川先生の名言、
「黙れゴミめらが……!」
とか、
「金は命より重い……!」
と言い放った先生から、こんな庶民的な言葉が聞けるとは。
でも、この漫画は、威圧的な風貌と権力のある利根川が小市民的な言動をするというギャップを楽しむ漫画です。
「カイジ」という漫画のスピンオフなので、
「カイジ」を知っている人か、
「中間管理職」というポジションに理解のある人くらいしか楽しめないかと思いますが、例えていうなら、超エリートのベジータが、フリーザに理不尽な命令をされてるところを想像したらわかりやすいかもしれません。